センター長挨拶
福井大学医学部附属病院の充実した環境下での研修にいらしてください
臨床教育研修センター長 小坂 浩隆
臨床教育研修副センター長 幅田 加以瑛
みなさま、こんにちは!
福井大学医学部附属病院の臨床教育研修センターのホームページにご訪問いただきありがとうございます。当センター長の小坂浩隆(専門:精神医学)です。当センターについてご紹介をさせてただきます。
プライマリーケアから高度先進医療まで幅広い研修をおこなえます
当センターは、2009年に設立以来、歴代センター長らが「次世代を担う医療人の育成」をテーマに、初期臨床研修、基本18領域の専門研修プログラム、歯科臨床研修プログラムを用意し、医療人としての人生のスタートダッシュを支援させていただいております。
当院は大学病院として各方面の臨床において高い専門性を有しています。福井県唯一の特定機能病院であるほか、がんゲノム医療連携病院、小児がん連携拠点病院、摂食障がい拠点病院、福井県アレルギー疾患医療拠点病院等の指定を受け、県民を中心とする高度医療のニーズを担っています。従来から併設されている高エネルギー医学研究センター、子どものこころの発達研究センターにて臨床研究の成果を世界に発信しているほか、近年では、高度生殖医療センター、福井県脳卒中・心臓病等総合支援センター、高度被ばく医療支援センターも設置され、各種疾患や状況への、さまざまな方への支援、地域への情報提供や啓発活動を行っております。
一方、地域に密着した臨床(common diseases)も多く経験ができる側面もあります。当院のGGG(総合診療・総合内科センター Global General Good Doctor)では、守備範囲の広さを専門とし、断らない医師を目指していただています。
各診療科での研修プログラムは、複数名の指導医による充実した教育システムとなっており、アットホームな雰囲気で、必要不可欠な知識やスキルの習得機会になっております。当院はただいまエネルギッシュです。この活気あふれる当院でぜひ研修を受けてください。詳細は、各研修プログラムや各センターのホームページをご確認ください。
Under 40 club
先代の五井孝憲センター長らが考案されたUnder 40 clubは、全診療科の中堅医師から選ばれた非常にやる気のあるメンバーからなる指導教員組織です。診療参加型臨床実習および初期研修の中心的指導を担っており、Under 40 clubメンバーによる専門医としての臨床経験や、基礎から臨床研究も同時に行っている研究生活の実情などの報告など、医学生や初期研修医たちと定期的に交流がなされています。このような環境が用意されており、あらゆることを相談しやすい職場であると自負しております。
このメンバーとの交流を中心に、若い医学生時代から、当院での研修プログラムや医師人生を想像しやすく、期待ができるものになるように工夫を凝らしていきます。メンバーの幅田加以瑛先生を副センター長として登用し、今後とも楽しいイベントも検討していきます。ぜひともご活用ください。
整備された豊かな研修環境
当院では病院再整備が完成し、美しく明るい病棟、広くてゆったりとした外来スペース、充実した医療設備のなかで気持ちよく研修ができます。また、福井メディカルシミュレーションセンターでは、腹腔鏡手術、内視鏡治療、エコー検査などの最新の各種シミュレーターが揃い、スキルアップの場が整備されています。定期的な勉強会も開催され、効率的な研修の場となっています。
当センター内に、広い研修医室やセミナー室があり、休憩や研修医同士の交流スペースが設けられ、自学自習や学会発表なども集中できる環境です。さらに、2023年に専用の宿舎Court F Re(コートエフレ)が完成し、当院の目の前で、安価な家賃で生活が確保されます。
当院の各種特徴を活かし、経験豊富な教官や先輩方が魅力的な研修内容でお待ちしております。また、皆様のご意見をできるだけ反映し、より充実した研修生活を送ってもらえるように対応してまいります。あらゆることに、当臨床教育研修センタースタッフとともに、全力でご支援致しますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ぜひとも、気軽に見学にいらしてください。

臨床教育研修センター長 小坂 浩隆

臨床教育研修副センター長 幅田 加以瑛