院内向け情報

PG-EPOC評価入力

オンライン臨床研修評価システム(PG-EPOC)について

PG-EPOCは、臨床研修のオンライン評価を行うシステムで、国立大学病院長会議常置委員会教育研修問題小委員会制度設計を検討する部会及び大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)によって、開発・運用されています。
本院ではこのシステムを利用して、臨床研修の評価を行っています。

PG-EPOCには、到達目標の達成度評価(研修医評価票Ⅰ~Ⅲ)、研修履歴(研修期間/分野・診療科)、経験した症候/疾病・病態の記録、基本的な診療において必要な分野・領域等に関する研修の記録、研修医へのフィードバックの記録、到達目標の達成度判定票及び研修修了判定の登録が可能となっています。必要に応じて、診察法・検査・手技等の記録、診療現場での評価、振り返り記録、講習会・研修会の受講歴、学術活動、その他の研修も登録可能です。

また、インターネットに接続されたスマートフォン等から登録・確認をすることが可能となっています。研修医がPG-EPOCに登録した経験症例/疾病・病態は、指導医・上級医へメールで確認を依頼できるほか、研修医の携帯端末にQRコードを表示させ、それを指導医・上級医が読み取ることで確認が行えます。同様に、QRコードでUMIN IDを持たない評価者に評価を依頼する機能も搭載されています。

PG-EPOC入力に際しての留意点

1.評価等入力について

(1)PG-EPOCホームページ(https://epoc2.umin.ac.jp/)の『運用系-医療者』にある「研修医ログイン」、「指導医ログイン」よりそれぞれの入力画面に入って下さい。このとき、UMIN-IDとパスワードをきいてきますのでそれぞれ入力してください。

(2)評価の方法は主に次の区分となっています。
入力後は「保存メニュー」にある「確定」ボタンをクリックし、保存します。(指導医に評価依頼が送られます。)

研修医の評価は指導医、指導医以外の医師(研修医と関わった上級医等)、看護師等により評価されます。

研修医評価票Ⅰ / Ⅱ / Ⅲ

ローテーション終了時に、研修プログラム履修について自己評価を登録します。
研修医評価票は3種の評価票からなっており、
・評価票 Ⅰ:医師としての基本的価値観に関する評価
・評価票 Ⅱ:資質・能力に関する評価
・評価票 Ⅲ:基本的臨床業務に関する評価   にて構成されています。

基本的臨床手技の登録 / 参照

研修プログラムを通して習得した基本的臨床手技について、自己評価を入力します。
研修ブロックごとに評価を行う研修医評価票と異なり、基本的臨床手技の評価は研修プログラム全体を通した自己評価を随時入力します。基本的臨床手技の評価項目は3つの評価軸からなっており、
・臨床手技  ・検査手技  ・診療録   にて構成されています。

指導医 ・上級医評価

指導医・上級医に対する評価を入力します。

  • 診療科 ・ 病棟評価
    履修した診療科・病棟に対する評価を入力します。
  • 研修医療機関単位評価
    履修した医療機関に対する評価を入力します。
  • プログラム全体評価
    研修プログラム終了時に、履修した研修プログラムに対して評価を入力します。

(3)一般外来研修の実施記録、その他の研修活動の記録

一般外来研修の実施記録

研修プログラム内で必要とされる一般外来の実施記録を入力します。
研修ブロック単位で入力 / 編集ができます。
<一般外来研修実施記録一覧画面>の<概要情報エリア>で、研修プログラム全体を通した外来日数の総計が表示されます。規定外来日数の到達目安として利用できます。
また、一般外来研修の実施記録表の記入を行い、履修する研修先・診療科ごとに指導医の確認サインと押印をいただき、一般外来研修修了後は必ず提出してください。

その他の研修活動の記録

研修プログラム中に経験した、学会参加や講習会への参加など規定研修以外の研修活動について記録できます。(CPC、緩和ケア、医療安全、感染制御等)

(4)入力期間は、各診療科の研修開始日から研修終了後1ケ月間となっています。
この期間に必ず入力するようにしてください。
また、入力は合併症などを含め、多くの項目について入力してください。

2.PG-EPOC ホームページについて

PG-EPOCホームページ(https://epoc2.umin.ac.jp/)には、評価等の入力だけでなく、
PG-EPOCに関する内容やQ&Aなど様々な情報が掲載されています。実際にアクセスしてみてください。
「サンプル画面」では、実際の入力と同じ手順で入力練習が出来ます。評価項目も全て網羅されていますので、実際の入力前にぜひ試してください。

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