初期臨床研修

第三内科(呼吸器内科/内分泌・代謝内科)

研修の特徴

01個々の生活やキャリアプランに
合わせた勤務を支援

第三内科では、多くの女性医師が働いています。関連病院を含む医局員39名中、女性医師は17名。女性も男性もさまざまなライフサイクルに応じて、個々の希望に対応しながらきめ細やかな勤務体制をとっています。「結婚も出産も、子育てもしたい! 中断なく、でも無理なく働き続けたい」「独身時代・男性医師と変わらない待遇でいつまでも働きたい」「出産・子育て・介護などでブランクができてしまった。また研修から始めながら、徐々にペースを戻したい」など、個々の希望やライフ・キャリアプランに合わせた勤務を支援します。学生や研修医の皆さんのなかで、これから出産予定の方、育児中さらに復帰を考えている医師のみなさん、お気軽にご相談ください。

02上級医だけでなく
卒後10年未満の若手医師や
専門医研修中の医師にも相談できる

初期臨床研修1年目は、呼吸器内科、内分泌・代謝内科の入院患者を受け持ちます。各研修医には卒後10年以上の上級医が中心に教育、指導にあたりますが、専門医研修中の医師(卒後3~5年目の医師)や卒後10年未満の若手医師も研修医に気軽に相談に応じ、指導できる体制をとっています。指導医の多くは内科学会総合内科専門医資格を有しています。

03濃密かつ効率的な
専門医指導

幅広い領域にわたる指導医資格者により濃密かつ効率的に専門医指導を行います。水曜日の午後には第三内科カンファレンスで担当症例に関するプレゼンテーションを研修医が行い、内科全般の研修ができるようていねいに指導しています。また、月曜日の午後には呼吸器内科カンファレンス、火曜日の午後には内分泌・代謝内科カンファレンスが第三内科カンファレンスとは別に行われており、各症例について実地的な細かい指導をしています。

04呼吸器内科と内分泌・代謝内科の
両方を同時に研修可能

両方の診療科を同時に研修することも可能ですし、別々に研修することも可能です。ただし1つの診療科最低4週間は研修してください。2年目には、いずれかの診療科を選択して研修される研修医が多いと思いますが、両診療科を同時に研修しても構いません。

05内科専門研修(後期研修)へ
シームレスに移行

2年目の研修は呼吸器内科、内分泌・代謝内科として選択する研修医が多いのですが、第三内科としての選択も受け入れます。2年目では呼吸器内科、内分泌・代謝内科領域の専門的な研修ができるような体制をとり、シームレスな内科専門研修(後期研修)への移行を目指しています。

指導医(上級医)からのメッセージ

呼吸器内科早稲田 優子先生

第三内科は呼吸器内科、内分泌内科の2つの診療科があり、急性期から慢性期までを患者に寄り添い病気のみならず、患者さんの人生もサポートする診療科になります。
呼吸器内科は特発性肺線維症や膠原病、吸入抗原などが原因となる間質性肺疾患、肺癌、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの気道疾患、肺炎や肺結核、非結核性抗酸菌症を中心とした感染症などを主に診ていますが、どの疾患もいろんな診療科やコメディカルと一緒に診断治療を行なっていくチーム医療が大きな役割をはたしています。また、当院は日本の中でも呼吸器内視鏡に力を入れており、気管支鏡もEBUS-GS、EBUS/TBNAなどはもちろんのこと、まだ全国ではできる施設が少ないクライオ生検や軟性胸腔鏡、ステント留置なども行っています。
また間質性肺疾患では院内のみならず日本の第一線の肺専門の放射線科医と病理医との検討会を数年前から定期的に開催し最先端の治療を行なっております。さらに肺結核や非結核性抗酸菌症などの治療困難症例を院外の専門施設の先生に相談する検討会も開始となり、今後もいろんな分野で院外講師を招いて福井にいながら全国の有名研修病院と同じように勉強できる機会を作っていくつもりです。田舎ならではの研修のメリットとして、様々な疾患患者を研修医主体でたくさん診れ、手技もたくさんできる、そして全国レベルの指導も受けられる、すべてのいいとこどりができる研修を目指しているのが福井大学呼吸器内科の魅力です。
みなさま、是非第三内科に入ってくださいね!!

後期研修医(専攻医)の声

内分泌・代謝内科園田 貴之先生

はじめまして。内分泌・代謝内科の園田です。私は初期研修に引き続き後期研修も大学病院で行っています。初期研修として内分泌・代謝内科をローテートした際に,糖尿病の病態生理の複雑さや他疾患へ与える影響力を体感し,糖尿病の「単に血糖が高い」だけではない何か奥深さや神秘さといったものを感じ,糖尿病診療に従事したいと思い入局を決めました。診療科としては,医局員10名程度と少数ではありますが経験豊富な上級医が多数在籍しており,またコンパクトな医局ゆえその分距離感も近く何でもすぐに相談できる環境でのびのびとした研修が行えています。また科の特性上,全身状態が落ち着いた患者が多く,研究や学習及びJ-oslerを始めとした内科専門医研修もゆとりをもって行うことができる点も魅力です。福井県での初期・後期研修を考えている方は是非一度見学に来てみてください。

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Initial Resident

次世代を担う医療⼈は
キミだ。

重症、難治性疾患のみならず、⼀般的な疾患も経験できます。 熱⼼で質の⾼い指導には⾃信があり、救急患者の初期対応⼒が⾝につき、プライマリーケア習得に最適です。 初期研修と博⼠号取得を効率よく両⽴できます。

初期臨床研修医について詳しく

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