初期臨床研修

⼩児科

研修の特徴

01なんでも診察できる
スーパー小児科医に

小児科ならいろいろな疾患を見るのは当然でしょ?と思うかもしれません。しかし、小児科は専門領域がアレルギー・免疫、新生児、感染症、血液・腫瘍、腎臓、内分泌・代謝、循環器、神経・発達と多岐にわたっています。そのため、都道府県によっては病院ごとに専門領域を決めて患者を診ているところもあります。福井県は子ども人口が10万に満たない小さな県です。しかし! 逆にそこが強みであり当院では全領域の疾患を経験することができます。なんでも診ることができるスーパーな小児科医になれます!

02年齢の壁なく
すぐに相談できる関係性

各専門グループの規模は小さいですが、それゆえに風通しが非常に良いです。診断や治療に難渋する疾患に出合っても各領域垣根なく議論をし、常に最新の治療も取り入れながら、治療方針を決定しています。年齢の壁もなく、すぐに相談できる関係性です。血液疾患の患者を持っているはずなのに……あれれ? いつの間にか感染症やアレルギーにも詳しくなっているぞ……そんな研修、素敵じゃないですか?

03北米式教育方法
「屋根瓦式」の指導医体制

各研修医に、それぞれ指導医がつき常に同じ患者を担当することになります。そのため、知識や手技など不足している点をていねいにフィードバックしながら指導することができます。えられた者が,次の者を教えていくといったチーム指導体制「屋根瓦式」で、研修の強化をはかっています。

04勉強会、カンファレンスを
定期的に開催

専門領域が幅広いからこそ、それぞれの知識を常にアップデートしていくのは大変です。そのため各領域の勉強会・カンファレンスも定期的に開催しています。気になる領域の先生にぜひ声をかけて、参加してみましょう!(アレルギー勉強会、発達診療勉強会、腎臓勉強会、周産期カンファレンス、移植カンファレンスなど)

05育児しながら研究し
診療できる体制

当科にはパパさん医師、ママさん医師も多数在籍しております。育児をしながら、研究し、診療できる体制が整っています。時短勤務、当直回数の調整、育休取得、なんでもござれ。みんなの子どもをみんなで育てます。

06定期的に休みをとらないと
ライフワークバランスも重視

充実した生活の上にこそ、充実した医療が成り立つ……育児、趣味、仕事、何に没頭するも良し! それぞれの医師が自身の生活の質を整えながら診療できるよう、休みを設けながら日々診療を行っています。定期的に休みをとらないとペナルティです。

指導医(上級医)からのメッセージ

小児科有賀 譲先生

福井大学は小児の各専門領域の疾患が全て集まってくることに加えて、それらの疾患を同時に担当することができるため、小児医療に必要な技術・知識・マネジメント能力をバランスよく培うことができる環境が整っています。また、マンツーマンでの指導により、それぞれの希望に沿いつつも不足点を細かく補える体制をとっているため、初期研修医の先生方が将来どの科に進んでも子どもさんを診る際に不安なく診察ができる力をつけることができます。また当科は様々な働き方にも対応しており、子育てをしながら、研究をしながら、小児医療を学ぶことができます。小児科は子どもさんの将来を担う責任の重い科であり、大変なことも多いです。ただ、だからこそやりがいのある科でもあります。一緒に働ける日を楽しみにしています。

後期研修医(専攻医)の声

小児科大野 雄太先生

突然ですが、皆さんは仕事に対して何を求めるでしょうか。私の場合は、未知の存在である医学、医療、そして患者様に関して、毎日「なるほど」と刺激され、前進し続けることを目標に仕事をしています。ただし自分だけでは前進できず、それを手助けして頂けるのが指導医です。福井大学医学部附属病院小児科には、私の疑問解決を全力でサポートしてくれる指導医が揃っています。知識に関しては解決のための道筋を照らして貰え、手技は付きっ切りで教えられます。自分は初期研修医としても福井大学に働いていましたが、他科の先生方も指導への熱意は高いです。小児科は全身を診ますので他科依頼する機会も多いですが、その際も初期研修でお世話になった先生から指導頂ける場面も多々あります。指導医の先生に教わった分、自分も後輩の先生方に還元しようと思いますので、ぜひ皆さん一緒に働きましょう。

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Initial Resident

次世代を担う医療⼈は
キミだ。

重症、難治性疾患のみならず、⼀般的な疾患も経験できます。 熱⼼で質の⾼い指導には⾃信があり、救急患者の初期対応⼒が⾝につき、プライマリーケア習得に最適です。 初期研修と博⼠号取得を効率よく両⽴できます。

初期臨床研修医について詳しく

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