初期臨床研修

消化器内科

研修の特徴

01消化器内科のことを知りたければ……
まずはこちらをご覧ください


このプロモーションビデオに、我々が学生・初期研修医の皆さんに伝えたいことの全てが網羅されています(動画は第二内科の説明となっていますが、現在の消化器内科でもそのマインドは変わりません。動画内の連絡先も変更ありません!)。

02社会から求められる消化器内科:
消化器内科の重要性と“Research Mind”

我が国における死亡数の年次推移では、がんでの死亡者が著しく増加しています。がんによる死亡者数のなかで消化器系の占める割合は約6割にも及んでいます。今後さらなる高齢化社会の到来とともに、ますます消化器疾患の患者数が増えてゆき、消化器内科専門医の需要は非常に高い、ということがわかります。病を患った人々に適切に手を差し伸べるためには、何が必要でしょうか。言うまでもなく医師が常に自分を高める努力を怠らないことです。
皆さんにも、我々のモットーである、診療・教育・研究への“Research Mind(最新の知識を礎としたさらなる工夫)” を味わって欲しいと願っております。

03Common diseaseから、
専門性の高い疾患、希少疾患まで

県内唯一の大学病院であり、救急にも力を入れているのが福井大学病院の特徴です。そのため消化器内科での初期研修では、いわゆるCommon disease(コモンディジーズ)から、専門性の高い疾患、希少疾患まで幅広く経験できます。

04診療の基礎を習得できるマンツーマンの指導体制と、 より専門性の高い初期研修2年目でのローテート

初期臨床研修中は、指導医が主治医を務める入院症例を担当します。指導医の監督下で患者さんを診察し、日々の診療録や必要な文書(対診書や紹介状等)を記載し、全身管理や薬物療法、処置に積極的に参加していく中で、内科医としての基本的な姿勢と、消化器内科領域における診療の基礎を習得します。
消化器内科での専門医研修を考えている場合は、二年目での当科の研修を強く勧めます。症例によっては、(指導医の監督下で)主治医に準じた病棟管理を任されたり、手技・治療でより多くの施術を経験したりすることも可能です。

05医師としてのこれからを左右する
思考力&発信力と、「学ぶ力」

患者さんの診療を通じて、疾患に対する最新のガイドラインや文献を読み、指導医とのディスカッションや教授回診でのプレゼンテーション、ケースカンファレンスでの症例提示やモーニングカンファレンスでの論文抄読を経験することにより、医師に必要な思考力、発信力を養っていきます。
また、希望する初期研修医は学会発表を経験することで、医師としての「学ぶ力」をさらに磨いていくことができます。例年、多くの初期研修医が消化器内科からの学会発表で優秀な成績を修めており、医師としてのキャリア形成の第一歩としても大きな意義を持っています。

指導医(上級医)からのメッセージ

消化器内科松田 秀岳先生

福井大学病院での臨床研修の特徴は、多様な疾患を経験できることにあります。一般的な疾患はもちろんのこと、県内唯一の大学病院である当院には、他の医療機関では診断・治療が困難と判断された多くの症例が紹介されてきます。そうした患者さんを担当し、指導医とともに病態を検討し診療することで、各症例に対して深く考察する習慣が自然と形成されていきます。消化器内科での研修を通じて、日常診療の基本でもある腹部診察を習得し、さらにその先に無限に展開する分子生物学や生体医工学のCutting edgeが集結する消化器病学の奥深さを感じ取ってもらえたら幸いです。診療科や職員間の風通しの良さも当院の特徴です。研修される先生方には是非、これらの点も実感して頂けたらと思います。

後期研修医(専攻医)の声

消化器内科斉藤 有紗先生

福井大学病院での専門研修の魅力は,教育・臨床・研究の3本柱がしっかり築かれていることです.

  1. 教育
    大学という教育に長けた機関であり,研修協力病院もたくさんあります.経験豊富な指導医たちから優しく,時に熱く指導を受け,知識や技術を確実に向上させることができます.魅力的な先生方ばかりで,人間力もUpしていきますよ.
  2. 臨床
    大学病院としては珍しく一般的な疾患から希少疾患・難治疾患まで幅広い診療経験を積むことができます.また,常に最新の医療技術や治療法を学ぶことで患者さんのニーズに合わせたより良いケアを提供できます.
  3. 研究
    普段の診療生活を送りながら,大学院では研究に取り組むことができます.国内や海外のさまざまな学会に参加できるのも魅力の一つです.(私も専門研修1年目にアメリカの国際学会に参加させてもらいました.)全国レベルの学会での発表の機会もあり,自分の研究成果を発表するだけでなく,他施設の先生方と交流し見聞を広めることもできます.

一石三鳥な専門研修,皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

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Initial Resident

次世代を担う医療⼈は
キミだ。

重症、難治性疾患のみならず、⼀般的な疾患も経験できます。 熱⼼で質の⾼い指導には⾃信があり、救急患者の初期対応⼒が⾝につき、プライマリーケア習得に最適です。 初期研修と博⼠号取得を効率よく両⽴できます。

初期臨床研修医について詳しく

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