初期臨床研修

神経科精神科

研修の特徴

01幅広い臨床経験ができる

現在は、まさに、こころの時代です。ひとは2⼈に1⼈はがんで亡くなり緩和ケアが重要視されます。⾼齢社会の中で認知症の診療は避けて通れません。⼊院治療患者さんは不安とうつ状態を持ちやすく、不眠やせん妄にもつながりやすく、リエゾンが必要です。医療コミュニケーションや服薬アドヒアランスがうまくいかないのは神経発達症をベースに持っているからかもしれません。児童虐待も話題になっています。どの診療科の臨床医を⽬指すとしても、精神医学の知識と経験は重要で、必ず活かされます。幅広い臨床経験が当院神経科精神科の研修では⾏えます。

02AIに代替可能性の低い
仕事ランキング第1位

最近、⼈⼯知能(AI)の進歩はすさまじいです。精神医学領域でも、⼈の表情をカメラを通して感情価を推測する技術や、MRI で脳構造だけでなく脳機能・脳ネットワークの測定で精神疾患の種類や重症度を推測できる技術が開発されつつあります。ひとのこころを可視化しようとする試みであります。しかし、それでも、私たち精神科医の仕事は重要と考えられています。「AI に代替可能性の低い⽣き残る仕事・職業ランキング」というものがあります。それによると、ゲームクリエイター、助産師、バーテンダー、教員などもあるなかで、堂々の第1位が精神科医です。みなさんの医師⼈⽣40 年前後のなかで、初期段階で何を学ぶべきか、何を経験すべきか、おわかりでしょう。

03専攻医、上級医、指導医の
チームで指導

当院神経科精神科の研修は、「屋根⽡⽅式」の指導体制です。初期研修医1 名に対して、専攻医1~3年⽬の1~2 名、上級医(助教相当)1名、指導医(講師・准教授相当)1名のチームで⾏っています。教授回診も含め、診療⽅針をダブルチェック・トリプルチェックとていねいに確認していきます。⼈員も豊富であり、こころに余裕を持ったきめ細やかに指導をいたします。

04さらに高度な専門的な研修にも
触れられる

当院では、総合診療機能を有する医療機関である特徴を⽣かして、複数の専⾨医研修施設(日本精神神経学会専門医、日本総合病院精神医学会専門医、子どものこころ専門医研修施設など)となっています。専⾨医を⽬指す専攻医の先⽣⽅だけでなく、初期研修医の⽴場でも専⾨的な研修に触れることができます。専⾨医を⽬指す専攻医も、初期研修医も、積極的に学会や研修会・勉強会に参加することを勧めています。そのための時間確保、⽀援などバックアップします。

05 児童青年期領域の臨床経験を
豊富に積むことができる

当科は10歳代の入院患者が多いのが特徴で、その対象は、不登校、虐待ケース、睡眠覚醒リズム障害、うつ状態、神経発達症と多岐に渡ります。また、当院は全国で6番目に摂食障がい支援拠点病院に指定されました。経験豊富な病棟心理士やソーシャルワーカー、栄養士、と力を合わせながら、児童青年期領域の症例について広く深く経験を積むことができます。

指導医(上級医)からのメッセージ

神経科精神科大森一郎先生

当科は、県内唯一の大学病院精神科として、統合失調症、気分障害などのメジャーな疾患から、診断に迷う器質性精神障害まで、もちろん、修正型電気けいれん療法やクロザリル治療も、しばしば身体科との連携を必要とする摂食障害の入院治療も経験することができます。子どものこころ診療部で専門的な児童精神医学の研修を積むこともできます。精神神経学会の専門医だけではなく、子どものこころ専門医も取得することもできます。もちろん、精神保健指定医や総合病院精神医学会の専門医取得も可能です。また専攻医の多くは大学院にも進学しています。当教室は、毎年4~5名程度の入局者を迎えています。当科のプログラムに魅力を感じてくれた、福井大学出身者ではない専攻医が多いのも特徴です。お待ちしています!

後期研修医(専攻医)の声

神経科精神科野澤 唯先生

私は、専攻医になるときに、気軽に上級医の先生方に相談できる環境で働きたいと思っていました。当科では、専攻医1人1人に必ず指導医の先生がつくので、手厚い指導を受けながら学ぶことができます。1年目のときは、当直のときにも指導医の先生がつきます。指導医の先生方は皆優しく、主治医である専攻医の意見を尊重しながらアドバイスをしてくださるので、とても相談しやすいです。また、子どものこころ診療部の研修では、外来見学やカンファレンスで多くのことを学ぶことができます。2年目以降は、自分の外来を持つこともできます。精神科の研修と並行して児童精神科の研修も行うことができるのは、とても魅力的なプログラムだと感じています。皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています!

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Initial Resident

次世代を担う医療⼈は
キミだ。

重症、難治性疾患のみならず、⼀般的な疾患も経験できます。 熱⼼で質の⾼い指導には⾃信があり、救急患者の初期対応⼒が⾝につき、プライマリーケア習得に最適です。 初期研修と博⼠号取得を効率よく両⽴できます。

初期臨床研修医について詳しく

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