初期臨床研修

整形外科

研修の特徴

01幅広い専門分野から
やりたいことが見つかる

一般整形外科、関節リウマチ、脊椎脊髄外科、運動器リハビリテーション、骨代謝・骨粗しょう症、骨・軟部腫瘍、足の外科、手外科、小児整形外科、スポーツドクター、関節外科、外傷整形外科など、専門分野が幅広く、あらゆるライフステージにおいて必要な医療です。初期臨床研修において幅広く経験することで、何を専門にするか、将来のキャリア構築を考えやすくなります。

02都市部の大学に比べて
有利な点がある

専門医までの道のりを考えると、大学病院の研修は必須といえるでしょう。大学医局に所属することが望ましいのですが、都市部の大学では入局制限があることも。福井大学では入局制限はなし。また、福井県は、東京・大阪の都市圏や隣県石川県に比べて、人口あたりの専門医数が少ないので、将来整形外科医として活躍する環境を得やすいです。

03個々人の性格や成長に合わせた
細やかな指導と教育

当科では専門的知識、高度な技術と深い経験を駆使して非常に高い水準の治療を行っています。疾患の治療のみにとどまらず、診断・治療・リハビリテーション・社会復帰に至るまでの一貫した流れを経験し、さらにトップの実力を有する整形外科医を目指してもらうため、個々人の性格や成長に合わせて細やかな指導、教育を行っています。

04骨・軟部腫瘍領域の高いレベルと
大学ならではの最新の画像診断

良性・悪性を問わずあらゆる骨・軟部腫瘍に迅速に対応する体制を整えています。CT、MRI、PETなどの最新の画像診断を駆使しつつ病理医とも連携し、正確な診断を行っています。骨・軟部腫瘍専門医が高いレベルの医療を提供する国内でも数少ない施設での研修は、経験しておいて損はないでしょう。

05ONLY ONEの整形外科医を
目指すならここ

福井大学と都市圏大学を比べると、初期臨床研修を経て専門医取得までに5年かかることは同じです。ただし、専門医取得後から専門領域での手術が可能なのは、福井大学が優位。都市圏の大学は専門医の人数が多くなかなか執刀医になれないとの話を聞きます。福井大学では卒後10年で専門医としてかけがえのない人材となることが可能です。分野によっては、国内や海外留学によって研鑽を積める福井大学で研修をはじめることをおすすめします。

指導医(上級医)からのメッセージ

整形外科渡邉 修司先生

福井での専門医研修とは

こんにちは、整形外科の渡邉です。今回、福井大学病院での研修、特に整形外科の後期研修を考えている皆さんに向けてメッセージを書かせていただきました。福井大学病院での研修の一番の特徴は、都会の大学病院のように他病院では治療困難な患者を受け入れ高度な医療を提供するだけではなく、当院は救急外来も充実しているため、一般的な疾患の治療にも力を入れていることです。そのため、福井大学病院の先生は整形外科に限らずですが、間違いなくオールマイティーな先生が多いです。私自身、整形外科の中でも脊椎脊髄疾患を中心とした専門診療を大学病院で行いつつ、一般的な外傷治療も担当しています。他大学の先生に「福井大学だと脊椎を診つつ、四肢外傷も手術する」とお話するととても驚かれます。正直、私が福井で後期研修を始めた当時は、果たして福井で一人前になれるか心配したこともありました。しかし振り返ってみると脊椎外科医として専門性も獲得でき(福井県で脊椎専門医資格を持っているのは数人しかいません)、かつ一般整形外科疾患にも自信を持って対応出来るようになりました。福井で整形外科になってよかったと今は心から言えます。ところが、今のところ全く整形外科医が足りていません。整形外科医はどの病院でも患者が多くて引っ張りだこです。みなさんの力で私たちとともに未来の大きな福井大学病院を作り上げていきませんか?ぜひ一緒に頑張りましょう!!

後期研修医(専攻医)の声

整形外科小林 健寿先生

福井大学病院での研修を選択してよかったことは,指導医の先生方・他科の先生方との距離が近いことです.整形外科内においては松峯教授や中嶋准教授といった第一人者の先生方を筆頭に各領域の指導医から直接ご指導を頂いています.その指導は臨床にとどまらず学会発表などの学術活動も含まれます.どの先生方も丁寧にご指導下さり,研修医を医局全体で大切に扱い,指導して下さっていると実感しています.教授が後期研修医に直接手術指導をして下さる施設は他にはほとんどないと思います.また院内においては麻酔科や内科,外科などといった他診療科の先生方との垣根も低く,併診をお願いしたり,時には直接ご指導を頂いたりと医師としての幅広さも磨くことができます.福井大学病院こそ,臨床の幅が広いacademic orthopaedic surgeonになるための環境を提供して下さいます.理想の医師像に近づくべく,ここ福井の地で一緒に修練に励みませんか.みなさんをお待ちしています.

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Initial Resident

次世代を担う医療⼈は
キミだ。

重症、難治性疾患のみならず、⼀般的な疾患も経験できます。 熱⼼で質の⾼い指導には⾃信があり、救急患者の初期対応⼒が⾝につき、プライマリーケア習得に最適です。 初期研修と博⼠号取得を効率よく両⽴できます。

初期臨床研修医について詳しく

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